先日、仕事で年配のお客様と話をする機会があった。いわく「最近環境問題、CO2削減なんてことが言われだしたが、あれは、企業のお金もうけの戦略らしいぞ」とのお言葉。どうこたえていいのか分からなかったが、それにしても確実に地球が暑くなってきているのは誰でも感じているので、企業がどうというよりも、自分は「こりゃ、やばいんじゃない」との感覚が先立つ。
「~サミット」で世界中の偉い人達が集まって協議しても「自国の利益」を優先に話をするもんだから、まるで絵に描いた餅の取り決めになってしまっているのが更に悲しい。
近年、江戸時代の生活が循環型社会の模範として再評価されているという。今でいう「リユース」や「リサイクル」に関する職業も盛んで、物を大切にする「もったいない」の知恵とモラルが息づいていたそうだ。
そういえば、昨日も仕事のかえり古着屋の大きな看板をみた。
やはり、いつの時代も民間、庶民が「わが身を守る為」に知恵や工夫を先行させるのでしょう。
水道の蛇口から流れる水は1分間で約12リットル。食器を洗う際、10分間、水を流し続ければ120リットル。標準的な浴槽の約半分以上はためることができる。ため洗いをすれば20リットルで済む。また、風呂の残り湯を使って洗濯などをすれば、年間約17キロの二酸化炭素(CO2)を削減でき、約5000円の節約になるという。
蛇口から5秒に一滴ほどの水のしたたりも1ヶ月で約浴槽1.5杯分の水のムダづかいになる。身近なところでも「ECO」の取り組みができる。