やっと、TOTO見学リポートにたどりつきました。書きたいコラムは山ほどありますが、なかなか筆がおいつきません。今回も、いつもお世話になっている仕入先様のご配慮で、研究会の皆さんと共に見学させていただきました。ほんとうにありがとうございました!
さて、TOTOといえば旧ホームページにも書きましたが、日本で一番古い陶器メーカーといっても過言ではありません。ついでにこの際、その淵源をたどってみます。(以下TOTO資料を参照し紹介)
六代目森村市左衛門は19世紀の半ば(1876年)弟、豊とともに森村組を創業。2年後(1878年)にはニューヨークに「モリムラブラザーズ」を設立し日米貿易に大きく貢献した。
その背景には、明治時代の当時は、海外との不平等な貿易で日本の金が流出する状況があった。その時、市左衛門は福沢諭吉に「輸出貿易による外貨の獲得」を説かれ、「海外貿易」を志したという。
晩年には、人材育成に力をいれ、教育機関への寄付のみならず、自ら幼稚園や小学校を設立するなど国家、人の為に大きな足跡を残した。無私、無欲の人として多くの人の心に刻まれている。
この森村組創業者こそ、実はTOTOの先人の人として紹介されている。知らなかった~!