直結給水改造工事

直結給水、直圧給水方式は厚生省が提唱する「ふれっしゅ水道計画」の柱の一つです。
そこには~

(7) 直結給水対象の拡大
3階建ての建築物ないし5階建ての建築物までへの直結給水を長期的視点から推
進することとし、このために必要な施設整備を行う。これにより、給水サービスの
向上を図るとともに小規模受水槽等による衛生問題の解消を図る。


との記述があるように、ビルやマンションの受水槽を経由せず「おいしくて安全な水道水」を水道管より直結給水することです。

直結給水の4大メリット

メリット①  衛生的
受水槽で滞留がなくなる為、今までより安全でおいしい水が供給されます。

メリット②  省スペース
受水槽を必要としない為、撤去後のスペースを駐車、駐輪場などに有効利用できます。


メリット③  省エネルギー
水道本管の水圧を利用する為、省エネルギーそのものです。
(増圧直結直圧ポンプ使用時も約63%の電気料金削減)

メリット②  省コスト
受水槽の清掃、修繕費が不要になる。メンテナンスコストの低減ができます。
※増圧直結直圧ポンプ使用時はメーカーによる定期点検が年1回必要になります。
以上、簡単にご紹介させていただきました。詳しくはお問い合わせ下さい。

貯水槽清掃

10㎥(10トン)以上の貯水槽は『簡易専用水道』に分類されるので、水道法により1年に1回以上の貯水槽清掃と水質検査が義務付けされています。また10トン以下であっても平成13年の水道法の改正により、1年に1回以上の清掃を義務付ける自治体も増えてきました。

大阪市では指導要綱を制定し、受水槽の有効容量が10立方メートル以下の小規模受水槽についても、簡易専用水道に準じた管理をお願いしています。(2020年10月5日大阪市HPより)

法定検査を実施しなかった場合には、100万円以下の罰金が課せられます(水道法54条、第8号)。

コンクリートの地下式貯水槽はコンクリートのひび割れ破損等により外部へ流出・流入している場合もあります。
また、FRP製貯水槽も電極・ボールタップの不良によるオーバーフローや断水を清掃時に点検することで防止効果があります。ボルトの腐食により取れて落ちている場合もあります。

年1回の定期清掃のご依頼ご検討下さい。